2011年11月
東京都台東区のアダプト制度「まちの美化里親制度」では、お祭りや江戸風情のある下町をイメージしたユニークなサインボードを制作しています。活動場所に認定団体名と清掃活動場所を記載したサインボードを掲げ、まち美化をアピールしています。
東京都台東区の特徴
台東区は、主に江戸時代以来の歴史と伝統を有し、地域に根付いた四季折々の祭りや行事が催されるなど、区内には多彩な魅力が溢れています。 また、上野公園をはじめ、それに隣接する寺町・谷中、そして浅草など、区内には多彩な見どころが集積し、年間約四千万人を超える方々が訪れています。 また、多様な産業が数多く立地しており、個性ある地域や文化をかたちづくっています。
台東区のアダプト・プログラム「まちの美化里親制度」では、区の公園や道路等の施設をボランティアで清掃する団体を里親として認定し、区長室で行われる認定式の際に区長が里親認定書と半てんの形をしたサインボードを授与します。
サインボードの由来は、里親と同じように区内でボランティア清掃活動を行っている「大江戸清掃隊」のユニフォームである半てんのデザインと合わせることで美化活動と半てんを結びつけ、台東区の下町らしさをPRしようというものです。
(写真:平成22年度里親認定式の様子)
松葉公園ラジオ体操会
一葉桜千束入谷振興会
リコーテクノシステムズ株式会社
上野学園中学校・高等学校
上記以外にも認定団体の紹介を台東区ホームページで行っております。
詳しくはこちら(外部リンク)をご覧ください。
台東区では、地域で清掃活動を行うみなさんを『大江戸清掃隊』として登録認定し、その活動を支援しています。
区内で月1回以上ボランティア清掃活動を行う団体等に区が清掃用具やオリジナル半てんを提供し、また、区主催のまちの美化キャンペーン活動への協力や各団体が行う自主企画キャンペーンの支援を行っています。
開始年 : 平成13年9月
団体数 : 223団体(平成23年4月1日現在)
平成13年度の事業発足から10年間、大江戸清掃隊の皆さんは半てんを着てまちをきれいにする活動を行ってきました。
大江戸清掃隊の半てんは地域の清掃を行うときのユニフォームとして、また、まちの美化キャンペーンで観光客や通行者の方々に台東区の下町らしさやおもてなしの精神にもつながる美化活動をPRするための看板として活躍しています。
また、地域清掃でおそろいの半てんを着用することで一体感が生まれ、美化意識や責任感が一層強くなります。