アダプト(ADOPT)とは英語で「○○を養子にする」の意味。
一定区画の公共の場所を養子にみたて、市民がわが子のように愛情をもって面倒をみ(=清掃美化を行い)、行政がこれを支援します。
市民と行政が互いの役割分担を定め、両者のパートナーシップのもとで美化を進めます。
アダプト・プログラムの特徴
・実施自治体数 : 418自治体
・プログラム数 : 約583プログラム
・参加団体数 : 47,000団体以上
・活動者数 : 約260万人
アダプト・プログラムの導入効果
拾い続けることで、散乱ごみの量自体が減るほか、きれいな場所には捨てづらいこと、アダプト活動を経験した人はポイ捨てしなくなる、などのことから、アダプト・プログラムを導入すると、散乱ごみが減少します。
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・地域の連携が進む
・高齢者や障害者の活躍の場が広がる
・環境保全につながる
などが挙げられます。
アダプト・プログラムの起源は、アメリカの「アダプト・ア・ハイウエイ・プログラム」です。1985年、テキサス州のタイラー・シヴィタン・グループが世界で一番初めに参加した団体です。その後急速に広まり、全米で導入されているほか、プエルトリコ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアなどでも導入されています。
日本では、1998年に徳島県神山町で初めて導入されました。
⇒ アメリカのアダプトプログラムの詳細はこちらをご覧ください。