アダプト(ADOPT)とは英語で「○○を養子にする」の意味。
一定区画の公共の場所を養子にみたて、市民がわが子のように愛情をもって面倒をみ(=清掃美化を行い)、行政がこれを支援します。
市民と行政が互いの役割分担を定め、両者のパートナーシップのもとで美化を進めます。
アダプト・プログラムの特徴
・実施自治体数 : 517自治体
・プログラム数 : 約703プログラム
・参加団体数 : 58,000団体以上
・活動者数 : 約240万人
アダプト・プログラムの導入効果
拾い続けることで、散乱ごみの量自体が減るほか、きれいな場所には捨てづらいこと、アダプト活動を経験した人はポイ捨てしなくなる、などのことから、アダプト・プログラムを導入すると、散乱ごみが減少します。
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・地域の連携が進む
・高齢者や障害者の活躍の場が広がる
・環境保全につながる
などが挙げられます。
アダプト・プログラムの起源は、アメリカの「アダプト・ア・ハイウエイ・プログラム」です。1985年、テキサス州のタイラー・シヴィタン・グループが世界で一番初めに参加した団体です。その後急速に広まり、全米で導入されているほか、プエルトリコ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアなどでも導入されています。
日本では、1998年に徳島県神山町で初めて導入されました。
⇒ アメリカのアダプトプログラムの詳細はこちらをご覧ください。
公益社団法人食品容器環境美化協会が制定。アダプト・プログラムとは市民と行政が協働で進める「まちを美化・清掃するプログラム」のこと。
同協会では散乱ゴミ対策の有望な手段として、1990年代よりその普及・推進を行ってきたことから、同プログラムを社会全体に広げていくのが目的。日付は同協会が「第1回アダプト・プログラム制度研究会」を開催した1997年9月29日に由来する。
当協会が普及に努めている、アダプト・プログラムとは市民による清掃活動を行政支援する仕組みです。
6月3日都内で、9月29日を「アダプト・プラグラム記念日」とする日本記念日協会による登録授与式を行いました。国内で初めてアダプト・プログラム研究会を開催した1997年9月29日に由来しています。会長から、「9月29日の記念日を契機として、より多くの人に『アダプト・プログラム』のことを知ってもらいたい」とコメントしました。
今回、アダプト・プログラム助成について、その裾野の拡大を図るため、アダプト・プログラム活動に共感された個人の方々や企業からの寄付金の募集を開始することとしました。
(株)STYZ(スタイズ)が提供するドネーションプラットフォームサービスであるSyncable(シンカブル)にサイトを立ち上げ、寄付金募集を行います。
また、当協会は内閣総理大臣の認定を受けた公益社団法人ですので、寄付金は税制上の優遇措置が適用されます。