全国初!道路の簡易補修まで踏込んだアダプト・プログラムがスタートしました | 公益社団法人食品容器環境美化協会
アダプト・プログラム

アダプト・プログラムの事例紹介


AP

2006年8月

全国初!道路の簡易補修まで踏込んだアダプト・プログラムがスタートしました

全国初!道路の簡易補修まで踏込んだアダプト・プログラムがスタートしました

18年4月、静岡県・磐田市が独自の取組みを盛込んだアダプト・プログラム“磐田市アダプトロード”をスタートさせました。
その最大の特徴は活動メニューの中に「道路補修」まで組み込んでいること。活動メニューは概略以下の通りです。

  • 1.ごみ拾い活動
  • 2.プランターの花植え
    市が「プランター」「花の苗」「肥料」を提供します。
  • 3.道路・河川の草刈
    樹まわり・河川の草取り・草刈。刈り取った草などの処理は市が受け持ちます。
  • 4.道路の簡易補修

・交通量の少ない道路の小さい穴の補修を活動メニューに組み込んでいます。所轄の警察の承認のもとで行います。
・市が「常温合材」「補修用の道具」「スコップ」「軍手」を支給します。

<作業シーン>

まず補修箇所をきれいにします

つぎに「常温合材」を上から押して平らに整地します

均等に流し埋めます

作業完了図です

       

<食環協・事務局から>

  • ① 全国初の取組み
    各地のアダプト・プログラムの中には、「清掃・美化活動」以外に、「アダプトした場所の状態」など、「状況報告・情報提供」を市民の役割としている事例は多い。また「ロードレポート」「ロードパトロール」など、路面状況の報告に特化したプログラムも存在する。しかし、道路の補修(簡易補修)まで踏込んだ事例は、全国で、磐田市が初。磐田市では、慎重な検討と庁内の意見調整、地域住民との積極的な話し合いの末、これに踏み切りました。
  • ② 参加団体の声
    参加した市民の声は「意外と簡単にできた」「屋台を引く際に、穴に困っていたが、これなら困らない」「自分でできることは、地区住民ですべき」など、思っていた以上に好評であったとのことです。
  • ③ 応募状況
    磐田市の発表では、本年4月に発足し、6月末での参加団体数は10団体と予想を上回る進捗状況とのこと。

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