主催 : 地域協働いきいきネット大阪 ・ 大阪府 ・ 社団法人食品容器環境美化協会
実施概要 : 詳しくはこちらをご覧ください(クリック)
井上大阪府都市整備部長の開会宣言があり、公務で参加が叶わなかった橋下大阪府知事から、地域活動を続けてこられた方への感謝と「笑働OSAKA」への呼びかけのビデオレターの紹介がありました。
『みなさん、「笑働OSAKA」を知っていますか?大阪を明るく、府民のみなさんを笑顔にする府民行動・府民活動なんです!」今年、25周年を迎える「中環をきれいにする日」や10周年を迎える「アドプト」等々、それら無数のみなさんの行動がきっかけとなって、地域が自らの力で明るく元気になることは間違いありません。それらの活動を続けていくこと、活動を知ってもらうこと、広げていくことが必要です。そのために、笑顔と感謝をキーワードに、「笑働OSAKA」を旗印に掲げ、大阪府も行動していきます。活動に参加しましょう。又、活動している人を見かけたら「ありがとう」と声をかけましょう。みなさんのちょっとした行動が大きな笑顔に繋がります。「笑働OSAKA」に参加して、大阪をどんどん明るくしていきましょう!』
東海大学文学部広報メディア学科教授 河井孝仁氏
前日に笑働OSAKAのリーフレットを見て「うぉ!」と思い、当日早朝に講演内容を変更されたそうです。当初予定していた、「地域の活動は何を支えるのか」から、「「笑働」がつくる地域の姿」というタイトルに変更し、わかりやすく地域職人の話を笑働のコンセプトと絡ませながらお話をしていただきました。「地域職人」とは地域をつくっていく人・人と人、活動と活動をつないでいく人という意味です。 笑働のコンセプトの、「参加することも笑働・伝えることも笑働・感謝することも笑働」というのは、まちづくりの壁を乗り越えるのではないかとした上で、そのような個々の行動に加えて、「地域経営」という発想が必要とご指摘をされました。そのためには、受信力・発信力・編集力・誘引力・周辺と中心の間で位置をずらす力の5つの力を兼ね備えた「地域職人」が不可欠で、この地域職人が各地で発火を起こすことで、地域力が形成され、創発されていくというお話でした。 大阪で活動を続けている参加者にとって、心に響くエールとなりました。
NPOスマイルスタイル代表理事 塩山諒氏
まず最初に、スマスタの活動が取り上げられたニュースの録画を放映しました。 大阪城でのコスプレごみひろい・ミナミでのオールナイトごみひろい・ユメコラボというびっくりな企画・・・。この人はナンダ!?と会場からどよめきが聞こえてきました。 塩山氏の活動の原点は、自らが経験した不登校。大人になってから、それらの問題に関わるうちに、「陳情」ではなく、企画立案・政策提言していくことの重要性を感じ、スマイルスタイルを設立されました。 「自分に近い問題で、それに取組む自分がかっこいいと思える活動」のMENUのひとつとして、様々なごみひろいを各地で展開。中でもライフスタイルごみひろいは延べ300回3,000人が参加し、今では定員制にしなければ収拾がつかないそうです。 そのほかに、企業と連携して社会問題を考えるユメコラボという企画など、常識を覆すおもしろい活動の事例紹介で、会場から大きな拍手が起こりました。
りそな総合研究所新規事業戦略部プロジェクト・フェロー 藤原明氏
REENAL(リーナル)とは、りそなショックのあった平成7年に、りそな銀行と地域(リージョナル)を併せた造語。企業連携・産学連携・地域連携・官民連携の、りそな銀行のコラボレーションプロジェクト。既に500以上のプロジェクトができ、400以上の協働先があるという。 ここで、藤原氏は会場の皆さんに質問を投げかけました。「これからの将来、明るいと思う人?」・・・パラパラ。「暗いと思う人?」・・・大半。「こんな時代ですもんね。。」 そこから、藤原氏の力説が始まりました。「実は、色々な課題が見えてきた今はチャンスなんです!企業にとってもビジネスチャンスなんです!」とお話しされると会場が明るくなりました。 リーマンショック以降は、実態のある活動、そして三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)の活動でなければ受け入れられないとして、あらゆる職種の企業とのつながりがある銀行が間に入って繋ぎ合せ、次々と色々な活動を展開しているというお話をされました。 また、各企業・学校・地域の強み・弱みをチェックするワークシートで、協働主体の「まんだら図」を作り、銀行が、オープンプラットフォームとして、それを積み上げていくという、目からウロコのご講演でした。
(社)食品容器環境美化協会 業務部長 宮本和幸
全国のアダプト導入状況と活動状況
特色ある各地の取り組み紹介
大阪府内市町村のアダプト導入状況
大阪のアダプト参加団体等の特徴
アダプトの導入効果
等々、導入自治体調査2009に基づく結果を報告しました
LIZの歌う曲に合わせ賀稔啓氏(日比谷花壇グループ ㈱ヒビヤフラワーアカデミー大阪校 シニアインストラクター)によるフラワーアレンジメントが行われました。
活動団体の交流の場となりました。
水の都・大阪をアクアライナーでめぐり、大阪の魅力を再発見しました。