グラウンドワークとは、1980年代初頭に英国内の地域社会の衰退を背景に、環境省によって設立された組織であり、 「住民・企業・行政がパートナーシップを組み、地域環境の改善を通して経済および社会の再生を図り、 持続可能な地域社会を構築すること」を目的としている。この目的をもとに、 各地域に実働団体(グラウンドワーク・トラスト)が設立され、専門性を備えたスタッフと共に地域の再生と 活性化に向けパートナーシップ型のプロジェクトを展開している。
日本では、1990年代に静岡県三島市や滋賀県甲良町、福岡県福岡市などで、住民のボランティア活動として、 英国にならったパートナーシップ型での地域環境改善活動が始まった。
→関連リンク: 日本グランドワーク協会ホームページ (外部リンク)
歴史的建造物保護、自然環境保護を目的に19世紀に英国で設立されたボランティア団体。 その趣旨に沿って活動する運動、あるいはその理念をいうこともある。
正式名称は「歴史的名所や自然的景勝地のためのナショナル・トラスト」。
日本では1960年代の鎌倉で初めてこの取組がなされた。公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会が普及啓発を行っている。 (市民、企業の寄付による)