2020年2月
第20回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優良校に選ばれたひたちなか市立平磯中学校の授与式が行われました。この表彰に関して、茨城地連にご協力いただきました。
表彰授与に際し、コメントをいただきました。◆ 岡﨑 校長先生
『この清掃活動は60年以上にわたって地元の自然を守るために続けている活動であり親子3世代でも話題になるほどで、今回のこの賞は地域にとっても大変ありがたく光栄なことですと話されていました。』
◆ 根本 さん(生徒会長)
『この活動は、生徒会の活動基本方針に沿って全員で取組んでいます。これから先もこの歴史を受け継いでいくことが大切ですので学校が統合されても海岸清掃は続けてほしいと話されていました。』
◆ 尾高 康幸 氏(茨城地連)、大野 高裕 氏(茨城地連)
『優良校・協会会長賞受賞、誠におめでとうございます。
この海岸清掃活動は、昭和29年から60年以上も続いていることにとても驚き、素晴らしい取組み活動だと思います。なによりも
生徒が当たり前のように活動していることには感銘を受けました。この平磯中学校の環境美化活動は地域に根付いた伝統の活動行事であると深く感じています。』
白亜紀に形成された地層が珍しい平磯海岸を校区に持つ同校では毎年、大勢観光客が来る潮干狩りや海開きの前に、全校で海岸清掃を実施している。1954年から続く伝統行事なので住民にも広く認知。さらに、生徒は地域環境改善のために、通学路のごみ拾い登校にも意欲的に取り組む。自分たちのふるさとを美しいまま継承しようという意識が磨かれている。