2019年2月
第19回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優秀校に選ばれた竹田市立菅生小学校の授与式が行われました。この表彰に関して、大分地連にご協力いただきました。
表彰授与に際し、コメントをいただきました。
◆ 三河 広 校長先生
『諸先輩方から受け継いだ美化活動、遺跡の清掃、神楽の継承を認めていただき代表して受賞させていただきます。以前は国道57号線沿いの美化活動を行うとバケツ4~5杯のたばこの吸い殻が集まっていましたが、生徒の清掃によってポイ捨ては激減し、ドライバーのマナー向上にも役立ったと思います。今後も継続して環境美化に取り組んでまいります。この度は協会会長賞に選出いただき、御礼申し上げます。』
◆ 戸崎 寛二 氏(大分地連・大塚製薬株式会社)
『校長先生から子供たちの成果なのでみんなで受賞したいとのご意向をいただき、体育館で表彰伝達式を執り行いました。最後に生徒から「ゴミ0作戦の取組」のプレゼン(活動動画も放映)を受け感動致しました。小さな小学校ですが、上級生が下級生の面倒を積極的に行い、一体感のまとまりのある教育を貫かれていると感じました。』
36年にわたり国道沿いの清掃や、学校周辺の文化財、遺跡の保存活動に地域団体や住民と取り組む。かつて、国道57号線沿いは空き缶のポイ捨てが顕著だったが、美化活動を行うようになりごみは減少、ドライバーマナーも向上している。1981年からは、地域内の禰疑野(ねぎの)神社において、清掃活動の他に、市指定無形民俗文化財の禰疑野神楽にも取り組みながら、世代を超えて代々受け継いでいる。美化活動と神楽の伝承活動を一体的に行うことにより、児童は主体性や積極性が培われ、地域の一員であるという意識が芽生えている。