2018年2月
第18回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優秀校に選ばれた七尾市立田鶴浜小学校の授与式が行われました。この表彰に関して、石川地連にご協力いただきました。
表彰授与に際し、コメントをいただきました。
◆ 倉田 利一 校長先生
『田鶴浜小学校の活動が全国レベルで評価されたことは大変嬉しい。また、活動した6年生もよい思い出となり、引き継ぐ下級生にも本当に励みになる。この活動は、継続することが大事であり、地元の方々と一緒に、この自然を守りたい、育てたいという思いと、その中で様々な命の大切さや、絶滅危惧種を活動の中で発見するなど夢や希望、驚きにも繋がっている。今回の表彰本当にありがとうございました。』
◆ 山下 隆仁 氏(北陸地連主宰幹事)
『今回の表彰授与を機会に、上級生から下級生への活動の発表と引継ぎ、地元でお世話になった方々への生徒からの礼状授与、野鳥モデル校らしく朱鷺の勉強会等盛りだくさんの内容の一日でしたが、本当に受賞を喜んでいただき、関係者として嬉しく思います。この活動が下級生によって引き継がれ、更にレベルアップしていくことを願います。』
緑豊かな里山、七尾西湾を臨む里海に囲まれた同校。2015年に愛鳥モデル校に選定されたのを機に、地域融合型の環境学習に取り組む。同年、「里海大作戦」と称し、野鳥公園を清掃し、日本野鳥の会の指導で野鳥観察や巣箱を作成した。また、校内に環境通りを設け、環境新聞や環境クイズを掲示し、環境の啓発活動を展開。2016年は「里山大作戦」と名付け、学校林を舞台にごみ拾いを行い、地域の憩いの場所づくりに励んだ。学校と家庭、地域が連携する融合型学習を進める中で、児童の主体性が培われ深い学びが実現できている。