2017年2月
第17回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優良校に選ばれた今治市立近見中学校の授与式が行われました。この表彰に関して、愛媛地連にご協力いただきました。
表彰授与に際し、コメントをいただきました。
『受賞されました近見中学校の山本校長先生をはじめ、生徒会メンバーの皆さんも大変喜んでおられました。全校生徒約160人でアルミ缶を9,000個集めることが結構大変であること、家族・OB・地元の方も応援して、作業を手伝いに来てくれることなどのお話を伺うことができました。
この取組みを通じて、生徒の皆さんがリユース、リサイクルを直接学ぶことができることに、愛媛県県民環境部、今治市リサイクル推進課の方々も素晴らしい取組みであり、環境に対する意識の向上に役立っていることをご共感頂きました。 平成6年から続くこの活動が絶えることなく取組まれてきていることと、このアートの題材がその時々の今治市の歴史を綴っていることに感慨深さを感じることが出来、非常にいい経験が出来たと思っています。
デザインの募集から、アルミ缶集め、穴あけ、色塗り、制作までを生徒会の皆さんが中心となって取り組んでいることも、お話を伺って良く解りました。
今回、生徒代表としてお礼の言葉を述べられた矢野 遥香さんは3年連続でアートの題材に応募し採用されているそうです。そしてお礼の挨拶ではこれからもこの取組みを通じて環境美化に取り組む気持ちを忘れないようにしていくと力強く話してくれました。
推薦に関してご協力をいただきました皆様には、引き続きご支援を頂けますようお礼方々あらためてお願いをいたしました。今回の伝達式にメディアは来られませんでしたが、愛媛新聞社が折込のジュニア新聞に記事を掲載してくれることが決まっているそうです。記事の原稿を合わせてお送りいたします。
今回初めての授賞式でしたので、行き届かないところもありましたが、無事表彰伝達式を終えることが出来てほっとしております。』
平成6年からアルミ缶回収を実施するかたわら、リサイクル業者の引き取りまでの期間、空き缶アートを制作し作品を展示、多くの人たちを楽しませている。今年で23年目となるこの活動は、近隣住民だけではなく、市全域に認知されており、夏の風物詩の一つしてランドマークにもなっている。住民や企業などアルミ缶を持ち寄る協力体制も整い、環境意識が向上。