2015年2月
第15回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優良校に選ばれた府中市立日新小学校の授与式が行われました。
児童代表として5年生の宮尾奈々さんよりごあいさつをしていただきました。
日新小学校では、平成四年に中央高速道路の側面に桜の木を植えてから、毎年、二月に五年生がそうじをしています。
桜の木は、春は花が満開で、秋は、紅葉がきれいなので楽しみです。毎年五月には、学校の周りの近くを全校でそうじをしています。
私は、自分のすんでいる所がきれいだと、とても気持ちいいです。そうじをせず、そのまま、ほうっておくと、どんどんきたなくなってしまうから、いやです。私だけでなく、みんな同じ気持ちだと思います。だから私たちは自分のためにも、皆のためにも皆で協力して、きれいにして来ました。チョコレートやペットボトルや、けいこうとうなどが落ちていましたが、とてもきれいになりました。
また、私達の学校では、四年生がゴーヤを育ててグリーンカーテンを作ったり、ウメ、アンズ、カキ、キウイ、ビワなど、実のなる木を大切にし、毎年、各学年でおいしく食べています。
私は、これからも今までの先ぱい達が築いてくれた伝統を引きつぎ、日新小だけでなく、住んでいる町を今より、もっときれいにして行きたいです。
中央自動車道の防音壁により景観が損なわれていたのを機に、中日本高速道路や自治体などと連携して、同校児童がサクラやサザンカなどの植樹を開始。この活動後、20年以上にわたり中央道側面のボランティア清掃に全校児童が取り組んでおり、現在は美しい景観が保たれている。清掃活動時には、住民が児童の引率にかかわるなど地域の支援体制が整う