宮城県 気仙沼市立 大谷小学校は、海、山、川、地域の人々、公民館や福祉施設等の地域性を生かし環境や福祉等を中心とした「地域学習」を実践しています。
環境教育先進校の大谷中学校が実施してきた「松枯れ」「磯焼け」「ふゆみずたんぼ」をテーマにしたハチドリ計画を平成22年度より大谷小学校では地域学習として、取り組んでおります。
大学、NPO法人、漁業等の関係機関と連携し、地域住民の理解と協力を得ながら、充実した活動を展開してきました。
本校では、自然や環境への興味関心の高まりである「体験活動」を重視し、直接、生き物や自然に触れ合う活動を多く取り入れています。
「自然の中で学び,発見する学習」を通して、子供たちは自然の神秘性に驚嘆し、興味関心を高めています。
ぼく達や先ぱい達が今までがんばってきた活動がこんなにも高く評価されたのがとてもうれしかったです。
自分達から進んで、活動を行ったのがすごいと思いました。
ごみを路上に捨てるとばっ金という国もあるので、ポイ捨てをしたときはばっ金ということにすればよいと思います。
自分達がやっていた活動がこんなにもいい賞をいただけてうれしく思います。
阿南市立椿町中学校のアカウミガメの保護をしていることです。
地区の人達を集めて劇でゴミを拾う所をえんじる。
本校のこれまでの環境美化に関する取組を認めてもらい、実践者の一人として大変嬉しい思いである。
この表彰を今後の活動の糧として、地域学習を推進していきたい。
どの学校も地域との連携を生かした地道な活動が大きな成果をもたらしていることが感じられた。
日本全国で取り組まれている実践もそれぞれの地域で共有し同じにこうした優れた取組を内外にPRしていく必要があると思う。
表彰式に参加した学校同士で交流を深め、つながりをもてたことは素晴らしかったと思う。
学校と児童が長い間、あたりまえの様に取り組んできたことが認められ、保護者としても嬉しく思います。
震災後、日常から遠ざかる生活を強いられた子供たちに、元気を与えていただきました。
始業前に活動を行う水俣市湯出小学校の様に、少しづつでも毎日続けられる取組みは大切だと感じました。
漁業をしていると、沖合で大きな潮溜まりにレジ袋やペットボトルを多く目にします。
その体験を子どもたちに話し、共にゴミを捨てることのないことを話し合っています。
被災地の瓦礫の処理が進まず、地方の力だけでは何十年もその処理に時間と労力を要します。
全国各地の力を借りることが叶うよう、被災地の環境美化の意識や取組みにも弾みがつくものと思います。