2016年2月
第16回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優良校に選ばれた北九州市立白野江小学校の授与式が行われました。この表彰に関して、福岡地連にご協力いただきました。
表彰に際し、福岡地連・長井篤嗣氏(ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社)より感想コメントをいただきました。
『第一印象として本校の周辺環境は風光明媚で、当該校も清掃活動が行き届きとても綺麗な印象を受けました。代表受賞された児童3名も日頃から清掃美化に注意して登下校したり、日程を決めて学校前の浜辺の清掃活動実施したり、時には草むしり等行い環境美化に注力しているとの事でした。
校長先生のお話より、当該校周辺の環境及びそこに生活されている住民の美化に対する意識も高く、日常歩道や公園のゴミが散乱している事はほぼ無く、主なゴミは前浜の海岸に漂着する海外からのゴミが主な清掃活動対象との事です。
校長先生は児童一人一人と独自のコミュニケーションツールを使用しながら、心身面のケアや元気になる為のアドバイスを行い健康的な学校生活を送れる環境を築かれているとの事です。そのお陰で、直近3年間学級閉鎖もないという結果に結び付いています。
また、私達が訪問した当日、廊下ですれ違う際、児童から挨拶をしていただき、礼儀作法もしっかり教育されていると感じました。そういった活動の一環が今回の受賞に繋がったと深く感じました。』
“ごみのないきれいな白野江のまちを”を合言葉に11年間、通学路や公園、海岸の清掃活動を実施している。地域団体や住民と連携して進めることで、児童は地域の一員としての自覚を持つようになり、地域の学校支援体制も整う。清掃活動を通して、ごみを拾う意識から、ごみを捨てない意識へと気持ちの変化が表れるなど、環境保全の関心が高まっている。