
最 優 秀 校


活 動 内 容
海が眼下に広がる同校では長年、校区にある「長須賀海岸」の清掃活動に取り組んでいる。浜辺にはペットボトルや漁具などのプラスチックごみの漂着が目立ち、児童をはじめ、県漁協などの団体や住民も加わり、地域一丸となって自然環境を維持。清掃後は、きれいになった海岸で地引き網体験をする。網に入った魚は、住民が講師となり魚の生態などをレクチャー。地場産業をテーマにした教育活動も盛んだ。ワカメの種挟みやホタテの養殖体験、さらに漁船に乗って養殖場を見学するなど、豊かな海の環境を守ることの大切さを五感を使って学んでいる。南三陸町は現在、自然との共生に向けたエコタウンを目指している。その一環で、児童はとつながる森と川との関係についても学びを深め、ラムサール条約に登録された志津川湾の干潟調査を専門家の協力で実施。同校は、東日本大震災で津波が2階まで到達し被災したが、住民などからの要望で、県で最も早く現地復旧を果たした。学校を見守る住民の熱い思いは揺らぐことなく児童に伝わり、ふるさとへの愛着や誇りが着々と育まれている。



学 校 の 声

「歴代の児童や教職員の先輩方、地域の方々が紡いできた歴史ある取り組みを評価していただき、大変光栄です。ASCやFSC、ラムサール条約登録湿地と複数の国際認証を取得する世界唯一の自治体である自然豊かな南三陸町の魅力を児童と共に学び、伝え続けていきたいと思います」
関 係 者 の 声

「名足小学校は長年にわたり、地域の方々と連携した取り組みを継続して行っています。地域とともに震災も乗り越えて復活を果たした素晴らしい活動ですので、県としてもこうした取り組みを県内の小中学校に広げていきたいと思います」

「名足小学校の取り組みは、地域の方々と連携したり、地域の資産を活用したり、児童の主体性を生かした教育が行われていたりと、あらためて素晴らしい活動だと思っています。今後、地連の役割としては、行政やメディア、地域の方にご協力いただきながら広めていくことだと考えています」

「地域一体で海岸清掃や海の資源の豊かさを体感する活動を40年以上続けているのは、並大抵のことではないと思います。日々の活動を丁寧に積み重ねて、環境美化に真摯に向き合ってこられた継続する力と、主体的な行動が地域社会の誇りでもあって、多くの学校の手本になるのではないかと感じています」
宮城県本吉郡南三陸町歌津字中山14番地
TEL:0226-36-2009
アクセス:JR気仙沼線BRT「歌津」駅から車で約5分
ホームページアドレス:https://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/natari-es/