2021年3月
第21回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優良校に御嵩町立向陽中学校が選ばれました。
表彰授与に際し、コメントをいただきました。
◆ 石原 校長先生
『平成18年度にスタートした校内ボランティア組織「KCV」(向陽クリーンボランティア)の活動が脈々と引き継がれ、その精神は、日常生活の中にも生きています。心ある生徒達と多くの卒業生の積極的な取組の継続、地域の方々とのつながり、ご協力のたまものです。 心より感謝申し上げます。』
◆ 片出 桜綺 さん(前期生徒会長)
『KCVは、ただ掃除をするのではなく、後輩たちに伝統である美化を受け継ぐことを、お世話になっている学校や地域に感謝の気持ちを伝える事を目的に行ってきました。これからもKCVを続けてほしいと願っています。』
◆ 山本 慎 さん(後期生徒会長)
『今年度は、コロナウイルスによって、向陽中学校内だけの活動でしたが、来年度は、コロナウイルスが落ち着いてきたら地域にも活動を広めて、向陽の伝統三本柱の美化を引き継いでほしいです。』
◆ 波戸本 滋 氏(岐阜地連・株式会社伊藤園)
『一人の生徒が始めた活動を14年の長きに渡って、且つ強制ではなく、自主的にされている事が大変素晴らしいと存じます。当校の伝統を是非後輩達へ繋げ、末永く活動して頂きたいと存じます。』
お世話になっている地域の環境をきれいにしようと、2006年当時の生徒会の発案で開始したボランティア清掃活動。14年経った現在も続いており、同校の近くに佇む古刹、願興寺や愚渓寺の境内やまわりの環境整備に励んでいる。KCV(向陽・クリーン・ボランティア活動)と名付けた取り組みは、地域に認知され、昨年からは住民も参加するなど規模が拡大中だ。