祝吉中学校は、宮崎県の南西端、宮崎県第2の人口を持つ都城市にあります。全生徒数は559名。
昭和29年に青少年赤十字に加盟し、その指導理念を取り入れた活動を展開しています。祝吉中学校でリサイクル活動(「親子ふれあいリサイクル活動」)が始まったのは昭和35年。親子のコミュニケーションを図りながら、リサイクル、ボランティア活動の大切さを考えるため、PTA活動の一環として始まりました。
“やらされる”ではなく、生徒自らが地域や家庭において自主的に活動することを目指しています。
笑顔で明るくリサイクル活動
活動は公民館単位で実施するため、生徒会の地区委員長(21地区)が中心となって企画・運営します。
生徒の全員参加を図る上から地域に対して積極的に広報。そのことにより地域の人たちの理解と協力はスムーズで、公民館活動とも連携しています。
PTAも事業委員会と地区委員会を組織し、事業委員会と地区委員会とが合同で生徒を支援しています。
また、地域で行われる「あやめ祭り」にも清掃ボランティアとして多くの生徒が参加。地域の環境美化に大きく貢献しています。
これらの活動は、生徒会執行部・JRC委員会が中心となり企画・運営。生徒たちが自主的に、自分たちの感じたリサイクル活動を実践しています。
地域で開催される「あやめ祭り」にも清掃ボランティアとして参加
今回はこのような素晴らしい賞を受賞できて、ただ嬉しいの一言です。
僕たちの活動である「親子ふれあいリサイクル」は、地域の方々や自分の親との交流ができる、とても素晴らしい活動です。
この賞の受賞も、先輩方の活動により受賞できたものですので、感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。何事も継続することが大切だと思うので、これからも祝中の「伝統」として続けていこうと考えています。
何より受賞できたことに対して、支えていただいたすべての方々にお礼と感謝の言葉を述べたいです。
親子で一緒にリサイクル活動
僕は今回素晴らしい賞を受けて、嬉しい気持ちで一杯です。「親子ふれあいリサイクル活動」は、僕たちが生まれる前、昭和35年から始まっていて、この伝統となっている活動が表彰され、ただ嬉しい気持ちで一杯です。
僕は今回の表彰にあたって、いろいろな貴重な体験をさせてもらいました。
まず、新聞の取材の方から取材を受けたことです。どんどん質問がきてとまどいましたが、なんとか答えることができました。一番、緊張したのが表彰された時です。カメラマンがいて表彰されたので、とても緊張しました。
ほかにもテレビでのインタビューや、この表彰にあたっての関係者の話など、僕にとってはほとんどが初めての体験でした。この貴重な体験をこれからの生徒会や生活、部活に生かしていきたいと思います。
活動は21の公民館単位で実施。生徒会の地区委員長が中心となって企画・運営
今回の受賞は、祝吉中学校にとって、保護者や地域にとって大きな誉れとなりました。ありがとうございました。
祝吉中学校では、昭和35年以来、地道にリサイクル運動に取り組んできました。このことが認められたことは本当に喜びにたえません。21の公民館の館長さんたちも今後自信をもって、取り組んでいただけるものと確信しているところです。
本年度は、PTA会則を35年ぶりに見直し、新しい組織も誕生させました。特に地区委員会、事業委員会、父親委員会の「親子ふれあいリサイクル活動」に対する連携は例年にない働きで、リサイクル品も例年になく回収することができました。
今後は、このいただいた賞を弾みにし、より活発化したPTA活動を目指していこうと思います。保護者や地域の方々の喜びをさらに今後も継続できるように、楽しい美化活動に取り組んでいきたいと思います。どうかご支援の程よろしくお願いします。
昭和35年より地道に活動を続けてきた「親子ふれあいリサイクル活動」