2021年3月
第21回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優良校に諫早市立小野中学校が選ばれました。
表彰授与に際し、コメントをいただきました。
◆ 脇山 郁美 先生(生徒会担当教諭)
『生徒会役員が中心となって、生徒が自主的に取り組んでいる活動が認められたことを光栄に思います。これからも、小野中学校が努力し積み重ねてきたこの伝統を、生徒自身を高め、地域教育力を高める活動として、地域の方々とともに継続して行きたいと思います。』
◆ 生徒代表 阿部 花乃 さん(生徒会 執行委員)
『今回、小野中学校が優良校(協会会長賞)に選ばれ、本当に嬉しいです。学校の伝統として引き継がれてきた活動で賞をいただくことができたのは、学校全体で積極的に協力し、ボランティア意識を高めてきたからだと思います。これからも、アルミ缶回収の活動をもとに、学校内だけでなく、地域のみなさんと様々な活動に取り組んで行きたいと思います。』
◆ 臼井 章広 氏(長崎地連・コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社)
『生徒が中心となり積極的に活動し、地域との協力や繋がりを大切にすることを含めて学校の伝統として引き継がれている。 訪問した際にも、小野中学校周辺にはゴミ一つ落ちておらず、日ごろからの自発的な取り組みがなされていることがうかがえる。 この伝統あるボランティア活動が次世代に受け継がれ更に発展していくことを期待しています。 』
ネパールの中学校建設に貢献したいという思いから、アルミ缶回収を1994年から始めた。生徒会が主体となり月4回実施、住民にも協力依頼を呼びかけ、地域の施設に回収箱を設置。登校中の生徒にアルミ缶を手渡す住民の姿も見られる。収益金は、全額ユニセフに寄付。リサイクル活動が人の役に立つことを実感、地域の環境保全とボランティア意識を育んでいる。