2021年2月
第21回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優良校に富山市立呉羽小学校が選ばれました。
表彰授与に際し、コメントをいただきました。
◆ 土田 泰美 校長先生
『呉羽地区の一人暮らしのお年寄りが元気に過ごせるように、世界で病気の治療がなかなか受けられない国の子供たちを助けたいという思いで取り組み始めたアルミ缶やエコキャップ回収も、10年以上続く活動となりました。ボランティア委員会が中心となったこの活動に対して、地域社会と連携しながら環境美化に寄与している、として表彰していただき、大変うれしく、光栄に思っております。協働していただいた呉羽地区社会福祉協議会様、民生児童委員協議会様には、心より感謝申し上げます。今後も呉羽っ子の伝統ある活動を継続し、子供たちと共に環境美化を推進して参ります。』
◆ 児童代表
寺脇 侑希 さん(委員長)
中西 恋希 さん(副委員長)
宮林 咲季 さん(副委員長)
『呉羽小学校では、アルミ缶やエコキャップ、書き損じはがきを集めて社会に役立ててもらおうと活動してきました。私たちボランティア委員会が全校に呼びかけて取り組んできた活動が、社会で役立っていると思うとうれしいです。先輩方から受け継いだ活動をこれからも呉羽小学校の伝統として続けていきます。』
◆ 岡田 昌樹 氏(富山地連・株式会社伊藤園)
『2018年富山市はSDGs未来都市に選定され活動していますがまさにこの活動がSDGsであり、普段から行っている事が今回の受賞につながったと思います。 今後もこの伝統を後輩に伝え、みんなで環境美化を考える人間に育っていくのではないかと思っております。 』
ボランティア委員会が中心となり、アルミ缶などの回収を2009年頃から行っている。収益金は地域の社会福祉協議会に寄付。一人暮らしのお年寄りが元気に過ごせるようにという気持ちから始めた活動で、住民の協力体制も整う。スタンプカードにはんこを押すスタンプラリーや、アルミ缶回収量をポスター掲示するなど、活動への意欲を高める工夫を凝らしている。