2020年2月
第20回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優良校に選ばれた松山市立拓南中学校の授与式が行われました。この表彰に関して、愛媛地連にご協力いただきました。
表彰授与に際し、コメントをいただきました。
◆ 和田 瑞穂 校長先生
『本日はこのような賞を頂きまして有難うございます。長い間、子供たちは毎学期、暑い時も寒い時も地域に出て行き、掃除をしてきました。また、昨年からは地域の要望に応えて、有志が集まり放課後や休みの日にオーロラ遊歩道に花を植えたり掃除をしたりしています。これらの活動は拓南中学校の伝統が築き上げてきたものですが、それを今の子供たちがしっかりと受け継いで次へ繋げていこうと懸命に取り組んでいる姿が評価されたものだと心から感謝しています。』
◆ 生徒代表 村上 陽向 さん
『本日はこのような賞を頂き有難うございます。拓南中学校では地区別清掃は40年以上、エコキャップ運動は20年以上前から続けています。賞を頂いたのは私たちですが、今までの拓中生全員が頂いたものとして有り難く頂戴して、更に拓南中学校を発展させていきたいと思います。ありがとうございました。』
◆ 藤川 久雄 氏(愛媛地連・株式会社 伊藤園)
『今回の表彰を機に、拓南中学校の皆様が40年以上引継がれてきた伝統の再認識と、これからも継続していく為のモチベーション向上に貢献できたと感じました。和田校長の言葉にある通り、拓南中学校の伝統をしっかりと受け継いで次へ繋げようと懸命に取り組む姿が今回の表彰に繋がったと思います。
早速、同校のHPにも表彰式の様子が掲載されており、生徒の皆さんの励みになったと嬉しく思います。
今回、推薦をして下さいました、愛媛県県民環境部様や環境保全課様、松山市環境部様にもご出席いただき、感謝の意を伝えることができ、良い伝達式になりました。』
校区内の清掃活動は1975年頃から続く伝統行事で、各地区別生徒会が町内会長と連絡を取りながら実施している。2018年からは、小学生や公民館、住民と連携した取り組みに発展、地域の偉人である和田重次郎顕彰碑近辺の整備にも努めながら、地域を愛する心を磨いている。毎日実施する無言清掃とともに、熱心に取り組む生徒の姿勢は住民からも高評価だ。