2019年3月
第19回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優良校に選ばれた仙北市立生保内中学校の授与式が行われました。この表彰に関して、秋田地連にご協力いただきました。
表彰授与に際し、コメントをいただきました。◆ 佐々木 正芳 校長先生
『ここ仙北市として「ふるさと教育」を行っています。地域のさまざまな行事に学校として参加しながら、生徒たちにふるさとへの愛着を深めてほしいと思います。』
◆ 生徒会長 3年 新田目 真弥 さん
『これまで全校のみんなで熱心に行ってきた活動が認められて嬉しいです。鳴き砂の復活はすごく大変で長い時間がかかるかと思いますが、これからも継続して活動し、今後も地域の環境美化に貢献できればと思います。』
◆ 秋田地連 山本 晃 氏
『これまで続けてこられた取り組みは、田沢湖白浜の鳴砂の復活や、以前生息していたクニマスの里帰りなどが、長い年月を経て達成する貴重な一助であるとともに、地域を良くするだけでなく、みなさん自身の心も深く澄んだ田沢湖のように良く育てるものだと考えております。
この取り組みが認められたということに、生保内中学校の先輩方や「田沢湖ざっくばらんの会」のみなさま、ご家族、先生方など、今まで携わってきた全ての人たちに感謝し、喜びを分かち合っていただければと思います。』
ごみが増え、土砂の流入などが原因で、近年鳴かなくなった田沢湖白浜の鳴砂。かつての音を復活させようと、2016年から田沢湖白浜クリーンアップ大作戦を行っている。ふるさとの自然を守り大切にする活動として、地元団体「田沢湖ざっくばらんの会」の住民を巻き込み、さらに近隣小学校や特別支援学校にも輪を広げ、垣根を越えた交流に発展している。