2019年2月
第19回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優良校に選ばれた西東京市立田無第一中学校の授与式が行われました。
表彰授与に際し、コメントをいただきました。
◆ 山本 一幸 校長先生
『このたびは大変名誉ある賞をいただき、生徒たちの日頃の取組みが評価されとてもうれしく思います。3Rについて各クラスの目標に掲示するなど意識して取組んでいます。これからも環境美化、リサイクル、持続可能な社会について教育していきたいです。』
◆ 生徒会長
『本日は田無第一中学校にお越しいただきありがとうございます。今回、環境美化優良校という名誉な賞を頂いたことを大変うれしく思います。改めて、私たちが行っている地域清掃が環境美化に役立っていることを実感することができました。田無第一中学校の地域清掃はずっと以前から行われていましたが、6年前から小中連携行事の一環となり、現在では1学期は1年生、2学期は2年生、3学期は3年生が校区全体を分担して清掃しています。天候によっては実施できない学年もありましたが、今年は1学期は6月29日に、2学期は11月30日にともに実施できました。本日は1学期に実施した1年生の代表の人から当日の様子をお話しさせていただきます。』
◆ 1年生代表
『当日は大変な猛暑でした。私たちのクラスは主に多摩湖自転車道路沿いを担当していたため比較的木陰が多かったのですが、それでもかなりの暑さでした。落ちていたゴミとしてはやはり、ペットボトルや空き缶が多かったです。自転車道路をサイクリングしている人やジョギング人たちが、僕たちに「ありがとう」とか「お疲れ様」と声をかけてくれたのがうれしかったです。』
◆ 1年生代表
『上向台小学校の3年生も一緒でした。私たちは小学生が交通事故に遭わないように気をつけながら、楽しく美化活動に参加できるように、励ましたり褒めたりしながら、ごみの分別がしやすいように工夫しながらゴミの回収をしました。ゴミが集まっていくのと、道路がきれになっていくのを見て小学生がうれしそうにしている様子がかわいかったです。』
◆ 生徒会長
『他の地域を担当した人たちから、地域の方も一緒に回収してくれたり、飲み物を出してくれたりしたという報告を聞いて、環境美化は地域全体で保っていかなくてはいけないという思いを強く感じました。今後も環境美化教育優良校として、地域の美化と、リサイクルに取り組む伝統を引き継いでいきたいと思います。』
◆ 小穴 秀隆 氏(食品容器環境美化協会 企画委員 キリン株式会社)
『このたびは受賞おめでとうございます。
6年に渡り継続的で地域と連携した広がりのある活動がこの表彰事業の選考の基準に合致し今回の優良校受賞に結びついたのだと思います。小学校と一緒に行っている活動は、これからの時代を担う小学生と今後も交流を深め、継続していただきたいです。環境美化、持続可能な社会に向けて、みなさんが地球を守っていくという気持ちをもってこれからも取組んでいただきたいです。』
校区全域において、空き缶やペットボトルなどのごみを回収する清掃活動に、近隣の小学校と連携して取り組む。小学生が楽しく美化活動に参加できるように、同校生徒がごみの種類に応じてポイントをつけるなど工夫を凝らしているのが特徴だ。開始して6年が経過し、年々回収するポイ捨てゴミの量が減少。環境ポスターを作成し、地域にも広く呼びかけている。