2017年2月
第17回環境美化教育優良校等表彰事業において、全国の小・中学校の中から優良校に選ばれた芳賀町立芳賀東小学校の授与式が行われました。この表彰に関して、栃木地連にご協力いただきました。
表彰授与に際し児童を代表して、星野さん(6年生)よりお礼の言葉をいただきました。
『私たちの住む芳賀町では、クリーン芳賀環境美化の日を設け、町をあげて地域の環境美化に取り組んでいます。芳賀東小学校でも、私たち環境・福祉委員会を中心に、地域の環境美化と資源の有効活用を目的に、アルミ缶回収を行い、その収益金で、車椅子を購入し地域の老人ホームへ寄付するという活動を続けてきました。
この活動は、私たちが入学する前から、十年以上も続いています。毎年、その時々の先輩方が一生懸命続けてきてくださった活動です。高齢者の皆さんへ車椅子をプレゼントした時の、素敵な笑顔や喜んでくださっている姿を見ると、私たちも心が温まり、 とても幸せな気持ちになります。
私たちの小さな力でも、資源物を回収することを通して、環境美化だけでなく、地域の人の役に立てることは、大きな喜びです。この意義のある活動を、私たち自身の心の成長のためにも、長く続けていきたいと思います。
最後に、素敵な賞をいただきありがとうございました。』
“ものを大切にする”という意識を高めるために、福祉委員会が中心になって始めたアルミ缶リサイクルは、平成10年から継続して行っている活動だ。収益金で車イスを購入し、町内の福祉施設に寄贈。月2回行うほか、町主催の「クリーン芳賀環境美化の日」にも参加、自治会単位で空き缶回収などに努めながら、児童は地域の一員としての自覚を養っている。