はいき物のはい出量のうつり変わり
ごみは、家庭などから出るごみ(いっぱんはいき物)と会社などから出るごみ(産業はいき物)に分けられます。
いっぱんはいき物
家庭などから出されるごみのこと。ごみなどはもやせるごみ、もやせないごみ、そ大ごみなどに分けられます。
産業はいき物
会社などの物を作る活動によって出るごみのこと。
わたしたちの生活に大きく関わっているいっぱんはいき物のはい出量をみると、平成30年(2018年)度は、4,272万トン(東京ドーム約115はい分)で、前の年にくらべてへっています。
いっぱんはいき物のはい出量は、ここ20年くらい毎年へっています。ごみをなるべく出さないようにしている活動のあらわれです。
環境省のホームページより作成。 http://www.env.go.jp/
年々高くなるリサイクル率(りつ)
リサイクル率(ごみがしげんに変わるわり合)は平成22年(2010年)度まで年々高くなり、それ以降(いこう)、約20%で推移(すいい)しています。これからもごみを出さないようにすることとリサイクルを進めることが必要です。みんなで取り組んでいきましょう。
環境省のホームページより作成。 http://www.env.go.jp/
うめ立てしょ理される量もへっている
家庭から出されるごみのしょ理作業は「収集(しゅうしゅう)」「中間しょ理」「最終しょ分」に分けられます。市町村が中心となって、これらの作業を行っています。
市町村による「収集」は、多くの場合「きょ点回収(かいしゅう)」です。収集の分別基準(きじゅん)は、各市町村によってちがう場合があります。
「中間しょ理」では、「可燃(かねん)ごみの焼却(しょうきゃく)」、「そ大ごみの破砕(はさい)」、「不燃(ふねん)ごみの中からのしげんごみの分別回収(かいしゅう)」などが行われます。
ごみはこのような中間しょ理によってへらされたあと、はいになって、うめ立てしょ分場で「最終しょ分」されます。最終しょ分場では、いっぱんはいき物だけで年間約384万トン(平成30年・2018年度)ものごみがうめ立てられています。一人一日当たりの最終しょ分量は83グラム(たまご1.4こ分の重さ)です。
この最終しょ分場でしょ理されるはいき物の量は、ごみをへらす活動が広がり、年々へっています。
環境省のホームページより作成。 http://www.env.go.jp/