学校や市町村、お父さん、お母さんのみんなで協力しあうと、もっと大きな力になる。それで、みんなで取り組んでいるまち美化活動があるんだよ。
特に今ふえているのが「アダプト・プログラム」という活動じゃ。これはアメリカから入ってきた“まちをきれいにするためのしくみ”なのだが、今、日本の多くの市やまちで取り入れられておる。
この活動には、小中学校でも参加することができるんじゃ。2010年では全国で約800の小中学校が、この「アダプト・プログラム」の活動に参加しているんだよ。
「アダプト・プログラム」ってむずかしい言葉だね。
「アダプト・プログラム」についてもっと教えて!
アダプト(ADOPT)とは英語で「○○を養子(ようし)にする」の意味なんだ。つまり、まちをみんなの(市民の)子どもにみたてて、大切にする。すなわち、そうじをして、きれいにしていく活動のことをいうんじゃよ。
アダプト・プログラムには約束があるぞ。
この約束とは、「まちをきれいにするための約束」なのじゃ。
みんな(市民)と市役所やまち役場、すなわち市町村が話しあって、約束をかわすのじゃ。
“どの道路のどこからどこまで”、“どこの公園”と具体的に場所を決めて、市民と市町村が協力しあってまちをきれいにしてゆくのじゃ。
1回だけのそうじではなく、年に何回、月に何回など、一定の間隔(かんかく)で活動するのじゃ。
市役所やまち役場は、みんなの活動をいろいろと助けてくれるぞ。
そうじ道具をかしてくれるし、「わたしたちがここをきれいにしています」といったかんばんも立ててくれるのじゃ。かんばんにはみんな(活動グループ)の名前も入るぞ〜。
もう一つ大切なことは、考え方の問題なのじゃ。
アダプト・プログラムでは、決めた場所を「自分の家の庭」と考えてお世話する(きれいにする)という考え方で活動するわけなんだよ。
アダプト・プログラムについて、くわしくはこちらをごらんください。
アダプト・プログラムとは
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