自分たちでできる中でさらに新しい活動を考えていきたい
回収したアルミ缶、インクカートリッジ、ベルマークは換金し、車いす購入代金にしている
上野 隆斗さん 田尾 晃さん(環境・福祉プロジェクトチーム)
このたびは、リサイクル活動部門で、環境大臣賞というすばらしい賞をいただくことができ、大変うれしく思います。ぼくたちの汐田小学校を推薦してくださった方々や、選んでくださった審査員の先生方にお礼を伝えたいです。ありがとうございます。
ぼくたちは、けっして特別なことをしてきたわけではありません。自分たちの手で、自分たちでできることをしようと考えて行動してきました。
ペットボトルキャップ集め、牛乳パック回収、インクカートリッジや空き缶回収、ベルマーク収集など、今では多くの学校で取り組んでいます。
ただ、ぼくたち汐田小学校の子どもは、先生や他の大人の人たちに言われて行動するのではなく、みんな自主的に活動していると自信をもって言えます。こうした、「普通の活動を5年間続けてきたことが認められたのです」と校長先生からお話を聞き、これからももっとがんばろうと思いました。
今年度はさらに、環境を広くとらえ、環境美化をめざすとともに福祉にも目を向け、障害のある方々の環境もバリアフリー化していこうと活動してきました。
環境大臣賞をいただいたことが、テレビや新聞で報道され、多くのみなさんからおほめの言葉をいただきました。また、「もっとリサイクルに役立てて下さい」と、今まで以上に学校に多くのペットボトルキャップや牛乳パックが集まるようになりました。この受賞をよい機会に、今までの活動を振り返り、自分たちでできる中でさらに新しい活動を考えていこうと思います。
関係者の皆様、このようなすばらしい賞をいただき、本当にありがとうございました。