取り組みを通じてさまざまな人との「心と心の通い合い」というものを感じた
生徒たちの中でゴミに対する意識が変わり、環境都市・みなまたの一員としての意識が高まっている
新立 文子 先生
3月の閉校を目前にして、今回の最優秀校受賞の朗報は、生徒、職員のみならず、地域の方々にも喜んでいただきました。
水俣第三中学校は、「生きる力を身につけ、自尊感情を持ち、ふるさとを誇りに思う生徒の育成」を学校教育目標に掲げながら、日々の教育活動を行ってきました。
生徒たちが「当たり前」のように感じながら取り組んできたことをすばらしい「協会会長賞」という形で評価していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
今回の受賞をきっかけとしてふり返った時、環境への取り組みもさることながら、その取り組みを通じてさまざまな人との「心と心の通い合い」というものを感じました。そのことがとても大切なことであり、生徒たち一人一人を成長させ、さらに向上していこうとする意欲を高めたのだと思います。
また、ここ一、二年の取り組みではなく長年の積み重ねられた取り組みが実を結んだものと思います。
幼い頃から、保護者や地域の方々の後ろ姿を見ながら育まれた「環境を守ろうとする心」は、今回の受賞を励みとして、閉校後さらに新しい学校で実践の輪を広げてくれることと思います。