人としての関わりというものがあったから続けられた
月に1回、地域のゴミ分別収集場所に出向き活動を行っている
寺床 友貴さん 清水 月さん
寺床 友貴さん
受賞したことを聞いた時、最初は、正直に言うと驚きました。
でも、地域ごみ分別収集や「三中親子リサイクル活動」、日常生活の中での環境ISOの取組など、自分たちがあたり前のようにやってきた活動が認められたのは、本当にうれしかったです。みんなが一生懸命やってきたことではあるけれど、今回の受賞は、これまで頑張って地道に続けてこられた先輩方や協力してくださった地域の方のお陰でもあると思います。
環境を守っていこうとする意識や行動は、大切なことかもしれません。だけど、それだけでは長続きはできなかったと思います。そこに、人としての関わりというものがあったから続けられたように思うのです。
親子リサイクル活動は年2回ではありますが、休日の朝の活動です。
しかし、地域の方や保護者、先生方、生徒全員の協力によって、活動する時やりがいを感じながら頑張ることができました。また、月に一回のごみ分別収集にしても、自分たちの住んでいる地域の人たちと一緒にごみの分別をする中で、わからない時は教えてもらったり、分別を手伝って感謝されたりして地域の方々とのふれあいが深まり、ごみに対する意識も変わってきました。
これからも環境モデル都市の一員として、人や環境にやさしい街づくりを目指して実践を続けていきたいと思います。
清水 月さん
私が、中学2年生の頃から、何気ない気持ちで始めた「なでしこフラワーズ」や環境ISO委員会での活動が、全国的に認められ表彰されたことに驚きましたが、うれしかったです。
「なでしこフラワーズ」には、友人にさそわれて、少し興味があったのもあり参加しました。種をまいて段々育っていく花の苗を見たり、その育てた苗を保護者や地域の方にプレゼントし、喜んでくださる姿を見たりしているうちにやりがいを感じるようになりました。
水俣三中は、今年の3月に閉校して、私は卒業しますが、「なでしこフラワーズ」の後輩に別の学校に行っても活動を続けてほしいです。