「気づき・考え・実行する土っ子」をめざし、ボランティア活動を継続していきたい
校区のゴミの散乱状況をまとめ、ゴミステーションマップを作成し、啓発を図っている
本田 博隆 校長先生
本校区は、地域で子どもを育てる気風のあるところです。子どもたちが安心して過ごすことができる学校をめざして、学校・保護者・地域がいっしょになった取り組みを進めているところでの農林水産大臣賞という大きな賞の授賞で、大変喜んでおります。
本校には、創立当時児童が植えたイチョウの木が、校庭のほぼ中央にシンボルツリー「ぎんさん」として、そびえ立っています。今年で122年という長い歴史を刻んできました。本校の活動は、このぎんさんや校庭の清掃から一日が始まります。そして、このぎんさんに見守られて様々な活動をしています。
また、この木がもたらしてくれるギンナンから「ギンくん・ナンちゃん」というキャラクターが8年前に誕生し、児童だけでなく、保護者にも親しまれています。今回の授賞にあたり、このキャラクターに込められた思いを長年引き継いできた、子どもたち、先生方、保護者そしてその活動をあったかく見守ってくださる地域の皆様に感謝申し上げます。
これからも、シンボルツリーの「ぎんさん」に見守られながら、ギンくん・ナンちゃんといっしょに活動を続け、「気づき・考え・実行する土っ子」をめざし、ボランティア活動を継続しながら、リサイクルに対する意識を広げていきたいと思います。