「地域の皆様とともに笑顔あふれる、リサイクル活動」に取り組んでいきたい
学校・保護者・校区内地域の方々の協力を得て行っている
小野田 秀哉さん
今回の受賞にあたり長年の先輩方の活動継続の努力と、先生方、保護者、地域の皆様の協力のおかげだと深く感謝しております。
「水俣」は公害を経験した町です。その中で水俣市も平成4年より「環境モデル都市」を目指し、平成20年7月にはこれまでの実績が評価され見事認定を受けることができました。
そのように水俣市一丸となっての環境活動は子どもたちにも深く浸透しており、市内各所で行われる資源ごみ収集日には、わが校の生徒も放課後の部活動を休止し、積極的に参加しています。この生徒参加の活動は平成14年よりはじまり、学校活動の一環で「ゴミュニケーション」と呼ばれております。
月一回の資源ごみ収集は22種類にもおよぶ分別作業や、高齢者の資源ごみの運搬の手伝いなど、地域の方々とともに連携をとりながら行っています。子どもたちにとっては「資源ごみの有効活用の認識」と「地域の方々とのふれあい交流」などすばらしい活動となっています。
もう一つの活動としましては、年に2回行われる空瓶リサイクル活動があります。
これは、学校・保護者・校区内地域の方々の協力をいただき、ビール瓶と一升瓶をリサイクル収集しています。こちらの方も長年PTA活動として定着しており、地域の方々も年2回の収集日のためにと、各家庭にたくさんの空瓶を保管していただいており、当日は数千本にも及ぶ空瓶が集められます。
両活動とも地域に根ざした、地域一体の活動が今回の受賞に大きく評価されたのではないかと思います。今回の受賞を励みに、今後益々「地域の皆様とともに笑顔あふれる、リサイクル活動」に取り組んでいきたいと思います。