郷土への思いの高まりからはじまった環境美化活動
国道沿いや学校までの県道を活動エリアに児童生徒が積極的に活動
白沼小中学校は、日本有数の豪雪地帯である山形県小国町にあります。
全校児童生徒数は、小学生16名、中学生11名の27名。昭和46年に、青少年赤十字加盟を機に環境美化活動やボランティア活動を開始しました。
白沼小中学校では、長期にわたって、町内を通過する国道113号線沿い及び当該国道から学校までの県道を活動エリアとして、清掃活動を実施しています。
この活動のきっかけは、国道開通に伴い、町の玄関口としての国道をきれいにして往来する人々を迎えたいという郷土への思いの高まりによるものです。その後、活動の停滞を許すことなく、毎年工夫を加えながら長期の活動を維持発展させてきました。
事後の振り返りで次の活動に繋げる
事後に振り返りを行い次の活動に繋げる
清掃活動を単なる清掃活動にとどめることなく、事前の指導、事後の振り返りを重視し、生徒会活動や全校集会、学級活動等の時間を活用して児童生徒の心を育んでいます。
また、学校便りによる地域への活動の周知、活動を通じて作成した「ごみマップ」による地域への情報提供等で積極的な評価を受けています。