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長野五輪の一校一国運動がきっかけで、平成9年から始まったんです。当初はルーマニアのエイズ孤児に学用品を贈ろうと、PTAが春と秋に資源回収を始めました。そのうち、子供たちも取り組めるようにと手作業でリサイクルハウスを作り、「夢」という名前をつけて寄贈しました。平成11年にルーマニアの子供たちが訪問してきて、単なるリサイクル活動でなく、友だちにあたたかい心を贈る「友情リサイクル」に発展してきたんです。
子供のいない家でも週に2回、紙やアルミ缶のリサイクルに協力してくれるようになり、地域ぐるみの活動に発展しました。子供たちも、アルミ缶ひとつ、新聞紙1枚がルーマニアの子供たちの命を支え、友情につながるんだと一生懸命取り組んでいます。実にすばらしいことだと思っています。 |
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