第7回(2006年度)「環境美化教育優良校」活動紹介
活動内容
児童・生徒の声
先生の声
関係者の声
「小牧川をホタルの舞う川にしよう」 
散乱防止活動部門最優秀校  
文部科学大臣奨励賞 
山形県酒田市立松原小学校
   
活動内容

魚捕りの遊びで川に親しむ
 松原小学校の校区を流れる小牧川は、自転車や家電製品の不法投棄や空き缶などの投げ捨てで、河川水質調査の結果では平成8年から4年間「県内でもっとも汚れた川」として有名でした。川で遊んだ経験がもほとんどなく、川の汚染に対する関心も低い。そこで、昔の子供たちがやっていた「ざっこしめ」と呼ばれる魚捕りの遊びをきっかけに、川に親しみ川を大事に思う子どもを育てるための活動を始めました。


ざっこしめ

ゴミが魚たちの棲み家になっていた
 川底の調査を行った子供たちは、いまでも多くの魚を捕まえられることに驚きました。捨てられた空き缶やペットボトルなどの「ゴミ」が多いこと、そしてゴミには魚の稚魚やドジョウが棲んでいて空き缶やペットボトルが魚の「棲み家」になっていることに気づきました。ゴミを拾えばきれいな川になると思っていた子供たちにとっても新鮮な驚きでした。


地域の方といっしょの
清掃活動
ホタルの舞う小牧川にしたい
 年間107時間の「総合的な学習の時間」のうち4年生は60時間、6年生は50時間。地域住民や保護者の方々は、子供たちの活動における「地域の先生」となっています。川の今昔を語り、魚の名前を教え、子供たちと一緒に川に入り、自身も楽しみながら活動を後押ししています。いまでは小牧川の浄化運動は、「ホタルの舞う小牧川にしたい」という運動へと発展してきています。


小牧川の学習を
「松原祭り」で発表

活動内容児童・生徒の声先生の声関係者の声
メニューへ戻る
Copyright (c) 2007 (社)食品容器環境美化協会 All rights reserved. bika@kankyobika.or.jp