松原小学校の校区を流れる小牧川は、自転車や家電製品の不法投棄や空き缶などの投げ捨てで、河川水質調査の結果では平成8年から4年間「県内でもっとも汚れた川」として有名でした。川で遊んだ経験がもほとんどなく、川の汚染に対する関心も低い。そこで、昔の子供たちがやっていた「ざっこしめ」と呼ばれる魚捕りの遊びをきっかけに、川に親しみ川を大事に思う子どもを育てるための活動を始めました。
ざっこしめ
川底の調査を行った子供たちは、いまでも多くの魚を捕まえられることに驚きました。捨てられた空き缶やペットボトルなどの「ゴミ」が多いこと、そしてゴミには魚の稚魚やドジョウが棲んでいて空き缶やペットボトルが魚の「棲み家」になっていることに気づきました。ゴミを拾えばきれいな川になると思っていた子供たちにとっても新鮮な驚きでした。
小牧川の学習を 「松原祭り」で発表