http://www.kita9.ed.jp/akasaki-e/
赤崎小学校が「空き缶回収運動」に積極的に取り組み始めたのは平成15年でした。北九州市は新日鉄のお膝元。同社の「空き缶回収を環境教育の活動として全国に普及したい」という意向を受け、4年生の総合的な学習の中で取り組むことに決めたのです。以後、着実に実績をあげてきました。
活動の特色は、次のようになっています。
(1)
4年生の総合的な学習の時間に位置づけ、全校生徒が参加して
ごみの減量や町の美化活動、資源の有効利用を学ぶ
(2)
地域の企業や商店、保護者にはたらきかけ、地域と一体となって取り組んでいる
(3)
これまでの回収量は8t。
これは1学校としては全国区屈指の回収量
(4)
父母教師会を中心にプルタブや古紙回収にも取り組んでおり、リサイクル活動が子どもの生活に根付いた活動になっている
空き缶を集める子どもは絶対に空き缶を捨てない・・・・こうした精神は、集め隊として活動に取り組んできた5、6年生にもしっかり定着しています。赤崎小学校の空き缶回収運動は地域からも高い評価を得ており、「地域から空き缶の散乱が皆無になった」という言葉をいただくほどです。運動は市内各区の小学校にも波及し、現在23小学校に広がっています。