第14回(2013年度)「環境美化教育最優秀校」活動紹介

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生徒独自の美化活動が地域間・世代間交流を生み、まちが賑わう

県の指定史跡で、地域の貴重な歴史的文化遺産でもある野火止用水を継承するために、平成7年から「野火止クリーンキャンペーン」を同校の発案で開始した。その翌年より、市教育委員会や地域ボランティアも加わった市の一斉清掃キャンペーンに発展。現在も、同校の奉仕委員会や生徒会が主体となって進められている活動内容は、多岐にわたる。事前にごみの落ちている状況をチェックし、住民に聞き取り調査を実施、朝会で全生徒に現状報告しながら、クリーンキャンペーン参加を呼びかける。その後、ボランティア団体や市、地域住民たちと打ち合わせを開催し、各方面との意識の共有を徹底。当日の清掃では、生徒や住民、事業所・団体等で構成された班ごとに活動するなど、地域間・世代間交流が積極的に図られているのが最大の特徴だ。活動終了後は、住民を交えた反省会を開催、感想文集も作成し参加者全員に配布。地域からは、感謝の声が生徒たちに寄せられている。同校が独自で始めた美化活動が、まちづくりに波及効果をもたらしている。


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